Denture implant differences入れ歯とインプラントの違い

治療の検討をされる際に、入れ歯とインプラントを比較されている方も多いと思います。

例えば、一般的な入れ歯とインプラントを比較する場合、以下のような部分が一般的な入れ歯は劣ると言われています。

  • 快適さと安定性
  • 見た目
  • まわりの歯への影響

患者様が想像される入れ歯も、上記のような点が気になるのではないでしょうか?

ただし、インプラントで治療できない場合も・・・

当院には、インプラントで治療したい、と思われたとしても、インプラントが適用できない方や他の歯科医院さんで「インプラントでは治療できない」と言われてしまった方がよくいらっしゃいます。

例えば、

  • 重度の顎関節症:顎の健康と機能に直接関連するため、インプラント治療の計画において考慮が必要になります。残っている歯に対しても最大限の処置が必要になる場合もあります
  • 喫煙している:喫煙がインプラントの成功率に悪影響を及ぼすなどの場合、インプラントでの治療は難しいとされています
  • 妊娠中の女性や成長期にあるお子さま:特定のリスクや治療時期の考慮が必要です
  • 重い全身疾患がある:特定の全身疾患はインプラントの施術や回復過程に影響を与えるため、慎重な検討が必要とされます
  • 自己免疫疾患がある、放射線治療を受けている:これらの条件は、治療適用における特別な考慮が必要であると一般に認識されています

などです。

また、インプラント治療のための外科手術が怖い、という方もいらっしゃるでしょう。骨密度が不十分な場合、インプラント治療には十分な骨質と骨量が必要で複数回の外科治療が必要です。

そのような方の場合、入れ歯が劣る部分をあきらめなくてはならないのでしょうか?

インプラントに替わる選択肢、ドイツ式入れ歯

当院では、一般的な入れ歯のデメリットを克服するドイツ式入れ歯 テレスコープ義歯を提供しております。

ドイツ式入れ歯 テレスコープ義歯

テレスコープ義歯は、一般的な入れ歯では得られない安定性、噛む力、快適性を持ち、長く、健康で、自然な見た目を実現し、患者さまにご満足いただける第三の選択肢として当院が自信を持っておすすめします。

手術も不要ですので、手術が怖いという方にもご安心いただけます。

テレスコープ義歯の詳細はこちらのページでご覧ください。 

以前、関節リウマチで治療中の患者様が当院にいらっしゃいました。最初はインプラントをご希望していらっしゃいましたが、リウマチのコントロールが不安定で、主治医の先生とのやり取りの結果、やはり外科処置は難しい状況でした。

患者様とお話し合いの末、レジリエンツテレスコープ(ドイツ式入れ歯テレスコープ義歯の一種)を作製させていただきました。患者様も非常に満足していただいていて、装着後、メンテナンスにお越しいただいていますが、ほぼ調整が必要になることはありません。

今あるインプラントを活かしたい、これ以上インプラントを増やしたくないという方におすすめのインプラントオーバーデンチャー

インプラントで治療済みの方には、すでに入れているインプラントを活かす治療法もあります。

インプラントをこれ以上増やしたくないという方もいらっしゃるでしょう。またはインプラントに不具合が出ており、これ以上インプラントでの治療や修理が難しい場合にも対応できる可能性があるのがインプラントオーバーデンチャーです。

インプラントオーバーデンチャー

すでにあるインプラントを支えにし、その上に入れ歯(デンチャー)を乗せる形で固定します。インプラントと入れ歯のいいとこ取りとも言える治療です。

過去に他院でインプラント治療を受けられ、何年も使ってこられた患者様がいらっしゃいました。定期的にメンテナンスを受けていらっしゃいましたが、その医院が閉院となりメンテナンスが中断してしまったため上部構造が外れた状態になっていました。

患者様はご高齢になっており、今後何度も治療を繰り返すことは不可能と考えられ、既存のインプラントを土台としたコーヌステレスコープ(ドイツ式入れ歯 テレスコープ義歯の一種)を作製させていただきました。これによって、もしこの先、人工歯の一部が欠けたとしてもすぐに修理ができるようになりました。

インプラントオーバーデンチャーの詳細はこちらのページをご覧ください。

入れ歯をお考えの方へ