Full denture総入れ歯

見た目が美しく、よく噛める総入れ歯

総入れ歯と聞くと、多くの人がすぐにおじいちゃんやおばあちゃんのイメージを思い浮かべるかもしれません。確かに、年齢を重ねるにつれて歯の問題に直面することは自然なことですが、今日では、入れ歯の技術は大きく進化しています。私たちは「美しく、よく噛める入れ歯」が存在することをみなさまにお伝えしたいのです。

現代の総入れ歯技術は、ただ単に機能を補うだけでなく、自信を取り戻し、日常生活の質を向上させることを目指しています。最新の総入れ歯は、自然な歯に極めて近い見た目を実現し、あなたが自然な笑顔を取り戻すことを可能にします。これは、細部にわたるデザインと、生体に優しい高品質な材料の使用によるものです。色から形、そして質感に至るまで、自然な歯と見分けがつかないほどの仕上がりを実現しています。

また、「噛む」機能に関しても、先進的な技術を用いて製作される総入れ歯は、快適で、噛む力が大幅に向上しています。これにより、硬い食べ物もしっかりと噛むことができ、栄養バランスの取れた食事を楽しむことができます。食事は日常生活の喜びの一つですが、これらの総入れ歯により、再びその喜びを感じられます。

快適な装着感も、現代の総入れ歯の大きな特徴の一つです。精密な計測と個別の調整により、一人ひとりの口腔内にぴったりと合う入れ歯を製作することが可能です。これにより、長時間装着していても違和感や不快感が少なくなります。これは、社会生活や日常活動を行う上での大きなメリットとなります。

美しく、よく噛める総入れ歯があることを知ることで、多くの人が歯の問題に直面した時に前向きな選択ができるようになります。入れ歯が生活の質の低下を意味するわけではなく、むしろ、これらの進歩した入れ歯により、より豊かで活動的な生活が送れるようになるのです。私たちは、総入れ歯がただの「補助具」ではなく、「生活の質を向上させる道具」であり、あなたの身体の一部になると信じています。

保険の総入れ歯の限界

保険適用の総入れ歯の治療の際にも、患者様に最適な解決策を提供することを心がけていますが、実際にはいくつかの限界が存在します。これは、保険適用の範囲内で使用できる材料や技術には一定の制限があるためです。

保険の総入れ歯
保険の総入れ歯

保険対象の総入れ歯は、基本的な機能を果たすように設計されており、多くの場合、装着者の基本的なニーズを満たすことはできます。しかし、最新技術や高品質な材料を用いた総入れ歯と比較すると、見た目の自然さや装着時の快適さ、噛む力の点で制限があります。

保険適用の総入れ歯の制限は、主に費用に由来します。保険制度は、広範囲の患者様に基本的な歯科治療を提供することを目的としているため、使用できる材料や製造方法に費用上の制約があります。これは、より高度なカスタマイズや、特定の患者様のニーズに合わせた細かな調整が難しいことを意味します。

しかし、これらの制限にもかかわらず、保険適用の総入れ歯が多くの人々にとって重要な役割を果たしていることは事実です。それは、歯を失ったことによる基本的な機能の回復を支援し、日常生活の質を向上させる手段を提供するからです。ただし、より自然な見た目や快適さ、しっかり嚙むための優れたフィット感を求める場合は、保険外の治療法を検討する価値があります。保険外の総入れ歯では、最先端の材料や技術が使用できるため、個々のご希望に合わせたより高度な治療法を提供することが可能です。

当院の総入れ歯 『シュトラックデンチャー』

コピー義歯によるリハビリで不具合部分の確認が可能です。

当院にお越しになる患者様の多くは、お使いになっている入れ歯に様々な不具合をお持ちの方がほとんどです。今の入れ歯の不具合をどのように変更したらもっと快適になるのか。当院ではお使いの入れ歯のコピーを作製しそれを改変することで、不具合の原因を確認し、患者様にも改変した部分の使用感を体感していただくことができます。それにより、こうしたいというリクエストももっと明確になります。なによりもその期間は、今までの不具合の状態からのリハビリの期間となります。

当院で採用しているシュトラックデンチャーは、ドイツのチュービンゲン大学のDr.Reiner Strackが最初に開発した総入れ歯で、さらに稲葉繁先生が考案した上下顎同時印象法という手法で製作されております。頬粘膜や舌の状態とその機能状態を誘導することで同時に型取りできるという特徴があります。それによって、本来あった歯の位置を再現した総入れ歯を作製することが可能になります。

シュトラックデンチャーの総入れ歯
シュトラックデンチャーの総入れ歯

シュトラックデンチャーは入れ歯の厚みを最小限にしつつ強度を高め、軽量で快適

保険の入れ歯、金属床の入れ歯、シュトラックデンチャーの上顎の部分の厚みを比較してみました。

保険の入れ歯、金属床の入れ歯、シュトラックデンチャーの比較
保険の入れ歯(左半分の左側)、金属床の入れ歯(左半分の右側)、シュトラックデンチャー(右半分)

保険の入れ歯は強度を保つために最低2㎜は厚みが必要とされています。金属床は強度が強いため薄くすることができます。

保険の総入れ歯と金属床の総入れ歯の比較
保険の入れ歯(左半分)、金属床の入れ歯(右半分)の厚みの比較

それに対して、シュトラックデンチャーは非常に薄いことが判ります。

シュトラックデンチャーの厚み
シュトラックデンチャーの厚み

これは、『イボカップシステム』という特殊な方法で作製しているためです。この『イボカップシステム』は3トンの圧力を加えて、レジンの収縮を補正しながら精度の良い入れ歯を作る特殊な方法で、強度が高く、透明感に優れた入れ歯を作製することができるのです。

また、厚さを薄くできるため軽量で、装着感も向上します。また、ご来院の際には実際手に取ってご確認いただけます。

当院の総入れ歯製作の流れ

1. 初診・カウンセリング

患者様の口腔内の状態を詳しく調査し、患者様のニーズや期待について話し合います。

医師が口腔内検査を行い、歯の状態、顎の骨の健康状態、咬合関係などを評価します。患者様の総合的な健康状態やライフスタイル、予算についても考慮されます。

2. 精密な検査と治療計画の立案

患者様に最適な総入れ歯の種類や治療法をお伝えします。

口腔内の詳細なデータを基に、治療計画を作成します。この段階で、治療の期間、コスト、期待できる結果について患者様と共有した上でご検討いただきます。

3. 歯型の採取と咬み合わせの記録

正確な総入れ歯を製作するために必要なお口の中の型を取ります。

特殊な材料を用いて、上下の顎の精密な歯型を採取します。咬合紙を使用して、咬み合わせの状態を記録します。

4. 総入れ歯の製作

採取したデータを基に、ドイツの高品質基準に沿った総入れ歯を製作します。

歯科技工士が歯型と咬み合わせの記録をもとに、患者様の口腔内にぴったり合う総入れ歯を製作します。この過程では、材料選択、歯の色や形の選定が行われます。

5. 試着と調整

総入れ歯が患者様の口腔内に適切にフィットするかを確認し、必要に応じて調整を行います。

総入れ歯の試着を行い、違和感や咬み合わせの問題がないかをチェックします。この段階で微調整が行われ、最適なフィット感と機能性を確保します。

6. 装着とフォローアップ

総入れ歯を装着し、患者様が快適に使用できるようにします。

最終調整後に総入れ歯を装着し、使用方法やケアの方法について指導します。その後、定期的なメンテナンス、フォローアップを行い、総入れ歯の状態やお口の健康を維持するためのサポートをいたします。

総入れ歯のよくある質問

Q1: 総入れ歯の装着は痛みを伴いますか?

A: 初めて総入れ歯を装着する際には、少し違和感や圧迫感を感じることがありますが、これは一般的には痛みとは異なります。適切にフィットする総入れ歯であれば、時間が経つにつれてこの感覚は減少し、快適になるはずです。もし痛みが続く場合は、調整が必要かもしれませんので、ご相談ください。

Q2: 総入れ歯の寿命はどれくらいですか?

A: 一般的な総入れ歯の寿命は、使用する材料やお手入れの方法、さらには患者様の口腔内の状態によって異なりますが、3年から5年とされています。定期的なチェックと適切なメンテナンスにより、総入れ歯の寿命を延ばすことができます。精密に作られた総入れ歯は、10年以上ご使用いただいている例もございます。

Q3: 総入れ歯の装着により味覚に影響はありますか?

A: 総入れ歯は味覚に直接影響を与えるものではありませんが、口腔内の感覚が変わることで、食事の感じ方が少し変わる可能性があります。しかし、多くの場合、この変化は一時的なもので、慣れることで解消されます。

Q4: 総入れ歯を使用していると話しにくくなりますか?

A: 総入れ歯を最初に装着した直後は、発音に影響が出ることがありますが、これは一時的なものです。慣れることによって、多くの人が正常に話すことができるようになります。練習を重ねることで、より早く改善されます。入れ歯の作製時および装着時に発音を確認しながら形態調整を行うため、ごく短時間で慣れることができます。

Q5: 総入れ歯の使用開始後、どのくらいで慣れますか?

A: 総入れ歯に慣れるまでの時間は、個人差がありますが、多くの場合、数週間から数ヶ月かかります。初めのうちは違和感や軽い痛みを感じることがありますが、これは通常、時間とともに減少します。適切なフィット感と機能性を確保するために、初期段階での調整が重要です。また、総入れ歯の装着と使用に関する指示に従うことで、適応期間をスムーズに過ごすことができます。

当院では、仮義歯の段階で調整と経過を確認し、適切に技工士さんと連携することで慣れるまでの期間を短くするようにしています。

総入れ歯の料金

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