やぎはしファミリー歯科 院長・医学博士 八木橋 靖子
経歴
1986年 青森県立弘前高等学校 卒業
1994年 北海道大学歯学部 卒業 歯科医師
1998年 弘前大学大学院 医学部研究科 修了 医学博士
研究テーマ:「口腔癌におけるサイトカインの産生」
1998年 秋田県鷹巣町 北秋中央病院 歯科口腔外科 勤務
弘前大学附属病院 歯科口腔外科 勤務
2001年 弘前大学附属病院 歯科口腔外科 退職
2005年 やぎはしファミリー歯科開業
所属学会
日本口腔インプラント学会
日本口腔外科学会
所属スタディーグループ
北日本インプラント研究会
IPSG包括歯科医療研究会
現代矯正セミナール
JIADS
受講講習会、セミナー
2015年 IPSGパーシャルデンチャー・テレスコープシステム実習コース 修了
2018年 IPSG咬合認定医コース 修了
2018年 IPSG総義歯ライブ実習コース 修了
ごあいさつ
社会生活を営む上で他者と関わることは切り離して考えることはできません。おいしく食事をし、会話を楽しむことはコミュニケーションの基礎であるはずです。口腔(お口)は消化器官、呼吸器官、言語器官、そして感覚器官の一部でもあります。歯を失うことによってはじめてその大切さがわかるのかもしれません。
入れ歯になってしまい、笑うことが恥ずかしいと思われる方や、大好きなものが食べられなくなったとおっしゃる方もいらっしゃいます。しかし、そんな当たり前のことをあきらめていただきたくないのです。その方に合った笑顔は、ご自身を魅力的にするだけでなく、周りの方も明るくします。そんな笑顔にきっと自信を持っていただけるはずです。
すべてのものには原因があり、結果があります。原因を追及し取り除かなければ、また同じことを繰り返します。私どもは手法の全てを動員してその要素を見つけ出し、お伝えしなければなりません。その為に、必要な検査があります。正しい診断のために必要な情報があります。体内、体外の刻一刻と変化していくあらゆる事象に反応し、お口の中も常に変化し続けます。人工物でその機能を補わなければならなくなった場合でも、生体の変化に対応し得るものでなければなりません。
”治療する側”と”される側”の関係ではなく、一緒にこの難局を乗り越えていく同士でありたいと願います。思った以上に長い時間がかかる場合もあります。予想以上の苦労が伴うときもあります。一緒に頑張って下さった患者さん方にいつも感謝せずにはいられません。医療人である前に一人間として、眼前の命と尊厳を守っていくことに少しでも寄与することができるなら、皆様の健康的な笑顔を守ることができるなら、そのことに歯科医療の誇りと価値があることを願ってやみません。